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手本無しで最高の字を書けるように。

手ぶらで通える神戸元町の書道教室、睦麗です!

本日のお稽古 中学生のHちゃんの作品です。

なんて美しいお清書なのでしょう!

本日は睦麗が生徒さんに習得して頂きたいことについて語らせて頂きたいと思います。

お題は「手本がなくても手本の字を書ける技術力を指導すること」です。

さかのぼることウン十年前。睦麗は5歳の頃から近所の書道教室に通い始めました。

色々な習い事をしましたが、唯一続いたのが書道でした。

しかし、高校生になって間もなくやめてしまい、

社会人になるまで数年間のブランクを作ってしまいました。

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社会人を数年経験した頃ふと思ったことがありました。

「あ、そういえば私は昔10年くらいお習字習っていたのに、今は全然書けなくなったなぁ・・これじゃただの過去の栄光にしがみついてるただの人だなぁ・・・涙」

そんな思いから、ゼロから書を学び直すことにしました。

ブランクの時間を取り戻すかのように、字を学んだ結果

分かったことがありました。

それは、「手本があればなんとなく書ける練習をしていたら、手本がないと書けないことがゴールになる。」

そして「字のバランスのとり方を、万人が理解できる方法で覚えれば、手本がなくても手本の字を書けるようになる。」

ということでした。

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2015年に睦麗書道教室をオープンしましたが

その頃から未就学児の子どもから大人まで、手本無しで手本の字を書けることを目指して指導してきました。

初めに掲載したHちゃんも当時小学二年生でした。そして数年経った今、文字のバランスのとり方の規則性を覚えた子どもたちはすばらしい字を書けるようになりました。以下の「ステップ1」がしっかりと身についていることを実感しています。

ステップ1 手本有りで、規則性を理解しながらそっくり書き写せるようになる。

ステップ2 手本無しで、規則性を思い出しながら手本レベルの字を書く。

ステップ1を定着させつつ、徐々にステップ2に移行していきます。

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睦麗のミッションは、

生徒さんに、手本無しで手本の字を書けるようになって頂き、人生を更に豊かにして頂くことです。

美しい字は、相手と心の通ったコミュニケーションをするための最高のツールです。

書く機会が減ったからこそ、美しい文字の価値はより高まっていると感じています。

字をうまく書けないのは、センスでもなく始める年齢でもない。正しい書き方を知らなかっただけだということをこれからもお伝えしてまいります。

睦麗